やる気がある子ども、やる気がない子ども
その差はどこにあるのでしょうか?
昨日は2社の学習塾で10年以上勤務された後
5年前に28歳で
塾 YB、ちるどれんを開業された
薮下惣記校長にお話を伺いました。
きっこイングリッシュスクールの先生
マネージャーが参加し
薮下さんから
まずお話を聞きました。
そして、私たちが現場で
困っていること
悩んでいることの解決策を
一緒に考えていただきました。
たくさんのアイデアを
シェアしてくださり
大変、勉強になりました。
今日は一部ではありますが
皆さんにシェアしたいと思います。
承認欲求
皆さんは
”承認欲求”と言う言葉を
ご存知でしょうか?
先日の講演会で
木村玄司さんのお話にもありましたが
子供にはベースが必要です。
ベースとは安全領域の事で、
自分は、ここにいていいんだと、
安心して、
自分らしくいられる場所のことです。
ウィキペディアより抜粋↓
承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、他人から認められたいとする感情の総称である。三大欲求の一つである
長年、教育現場で
塾に通ってくる塾生さんたちを見続けている、
薮下校長が
まず最初におっしゃたのは
”子どもは悪くない!”
”未熟なだけです”
やる気が出ない子どもたちは
承認欲求が満たされてないことが
原因です。
先日、本多社長が
自己重要感(自己肯定感)の話を
してくださいましたが
それと同じです。
1番大きな存在であるのはお母さん。
お母さんから認められたいのに、
認められていないと感じている時、
子どもは、やる気が出ないそうです。
承認欲求が満たされている子どもは、
お母さんから認めてもらっている、
自分が何をしても、お母さんが応援してくれる、
お母さんは自分のことが大好きだと思っています。
これを、木村玄司さんは、ベースと呼んでいます。
薮下校長が詳しく、説明してくれました。
↓
承認欲求が満たされていない子どもは、こう思っています
どうせ頑張ったって、認めてくれない。
認めてくれないから、がんばる意味がない。
きっとお母さんは自分のことがキライなんだ。
ダメな子だと思ってるんだ。
だから、
承認欲求が満たされていない
(=安全領域がない)子供たちは、
自分に自信がなくて、
挑戦を恐れます。
失敗して、何か言われるんじゃないだろうかと
恐れてしまうのです。
お母さんは、我が子を愛しています。
何かあったら、
自分の命と引き換えに、
子どもの命を守ると思います。
子どもの将来を誰よりも考えて、
子どもが幸せになるよう願っているのは
他でもない、お母さんなのに、
そのことが、
我が子にうまく伝わっていないなんて、
とても残念です。
先ずは、子どもを丸ごと全部、
認めてあげるような、
言葉掛けをしたり、
あたたかい態度で接することを
心掛けましょう。
これは、一切叱らないということではないです。
叱ることは必要ですし、子どももいけないときには
叱られたいと思っています。
この後、薮下校長から、難しいことを教えていただきました。
”承認”と”褒める”は違う
普段、承認されていないと感じている子どもは
褒められるという行為は
”わざとらしい” “白々しい” と、
思う場合があり、
子どもは素直に喜べないそうです。
ですから、事実のみを伝え
あなたを気にかけているよ、
いつも見ているよと、
伝えることが大切なのだそうです。
少し、難しいですが、
こちらのママノートさんのブログに具体的に、
”承認”と”褒める”の違いが書いてありますので
参考にしてください。
↓
その他、薮下校長から、
叱る時に感情的にならないことや、
存在を否定しないで、
行動を否定することについても、
話を伺いました。
そして、私たち、教育現場の者たちが、
子供たちのやる気を
出させるためにするべきことは、
こちらだそうです。↓
子供たちのやる気を出させるために
- その子をよく知る
- その子を承認する
- 自分が承認していることを伝える
- 毎日のコミュニケーションを大切にする
- 褒める、叱るを、必ず行う
- 目の前にいない子時も、その子のことを考える( これが一番大切)
きっこイングリッシュスクールに来られる
全てのレッスン生の皆さんのために
学びを生かして、
より一層、温かく
ホスピタリティ溢れる
レッスンを心掛けていきます。
薮下校長には、
お忙しい中、お越しいただき、
ご自分のご経験の中から学んだ貴重なお話を、
私たちにシェアしてくださいまして、
ありがとうございました!
こんな素敵な校長先生がいらっしゃる、
YB、ちるどれんの塾生の方々、
保護者の方々は幸せだと思います。
受験シーズンで、
今も受験勉強をがんばっておられることと思いますが、
自分を信じて、頑張ってください。
YB、ちるどれんのホームページはこちらです↓